全部1曲ずつ1回だけちゃんと聞いた感想。

正直、これはArctic Monkeysで出すべきではなかったのかもしれないというのがまず1点。
あまりにもアレックスのその時趣味嗜好がダイレクト過ぎてバンドである必要性がない。まあ元々そういうバンドだが。
そして、この変化はイギリス人でもさすがについて行けないかもしれない。
何せ速い曲が0。ただし、独特のリズム感は健在なので、そこはスルメ化するかも。
ひたすら007のエンディングテーマみたいな曲の乱打。
もっと映画で言うとカンヌ映画祭の金獅子賞作品みたいな作品。どうひっくり返っても一般受けしない。
ライブ映えするのはFour Out of Fiveくらいかな。

とにかく1回聴いて名盤だとか言えるアルバムではないのは確か。あくまで意欲作。万人に好かれるようなアルバムじゃない。
予言するが、2年以内にもう一枚アルバム出しそう。今度は思いっきりハリウッド狙いの。
それくらい今までとは別の引き出しから取り出したようなアルバム。