toolは、情報の伝達速度がまだそれほどでも無かった古き良き時代に、うまい具合にブルーオーシャンを見つけたバンドで、まぁ小さな土俵を作ったんだよね
。ジョブスみたいなもんだよ。
ロックがほぼほぼ研究されて、飽和を迎えつつあった頃、
まだ当時比較的新しかったニューメタル、グランジの現代的なジャンルに、プログレや実験音楽、アンビエントの手法を持ち込んで、まぁ個々のパーツはありきたりながら、補助線をうまくセンス良く引いたら、全く新しい図形が浮かび上がったよ、ってことだったのね。
そういう意味では変拍子やらグルーヴがどうとかは実はtoolの音楽性を整理する際には実は大した問題じゃないんだよね。