マディソンスクエアガーデンで見たのだけど
俺は以前から、ラルクのドラムは技巧派で、日本のトップレベル、
と聞いていたのだが、思わず、ええええっ!?だった
あんなスティック幅5センチで、手首がまったく返ってなくて肘を揺らすどころか、
肩から下はギブスで固められたみたいに微動だにせず。
おまけに、ツインのバスドラのベタ打ちがひっかかりまくり。
8ビートをやっても4分にアクセントが来てないから裏が入らず、
つまりは、乗れず踊れず。
かと言って16分をやっても、フラムもルーディメントもないから、音にバリエーションが加わらず。
ついでに言えば、ギターのカッティングはなにも聴こえず、
ベースはただぼわーんと広がるばかりでただの地鳴り状態。
からんからんの天井いっぱいにハイド君の歌声ばかりが朗々と響けど、
うーん、確かに声は良いんだけど、歌詞がまったく聞き取れない。

え?でもこれ英語?いやいや、日本語だろ?
ならなんで俺が日本語を聞き取れない訳?

つまり、その歌詞がいったいなにを言おうとしてるのか、まったく判らない。
歌が伝わってこない、というか、言葉になっていない、というか、
つまりはそう、空回り、という訳で。

あらためて、これが日本のTOPBAND?
えええ、嘘だろ?
だって、日本にはもっともっと凄い奴らいくらでもいるでしょ?
と耳を疑ってしまったわけで。