そういえば モネを視てきた
彼の絵は 筆先で点描するように
色を重ねていて
その連続を繰り返すことで
明確なアウトラインを出さず
グラデーションや 空気を描いていた。
今のような、写真機や動く画を撮ることが叶わない時代に
まるで カット割りのように
風景を描いていた。
アイリスの花畑や 霧の景色
海をさ迷う一隻の船
後のロードムービーや、ドキュメンタリーのような画を 
絵で描いていた。
近くで視ると、必要最低限な
情報量のモチーフ
が、それらを離れて 全体像として
絵をとらえると
行った事ない そこに立ってる気分。