歌謡曲(かようきょく)とは、昭和時代に流行した日本のポピュラー音楽の総称である。
その中でも昭和時代に発表された楽曲群は昭和歌謡とも呼ばれる。

1970年代半ばからの日本のポピュラー音楽は、
洋楽の影響を受けたニューミュージックが主流となり、
1990年代から流行したものはJ-POPと呼ばれ、
伝統的な音楽理論の型を破るようにしてメロディ・コード進行・リズムなどが変遷して行った。
そのため、1960年代以降に歌謡曲から派生した「演歌」と呼ばれるジャンルと混同されがちになるものの、
本来はあくまで西洋音楽の日本における派生形である。
ただし、流行の時代背景から愛好者の層が重なるため、
演歌とともに昭和歌謡や
それ風の楽曲群を包摂的に扱う「演歌・歌謡曲」と呼ばれるジャンルも存在する。

なお、歌謡曲は昭和初期まで「流行歌」とも呼ばれていた。
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