あと、俺自身は、キーを下げてたら、いくらCD通りに上手く歌えてても何にも評価しないね。
武道館のキー下げすぎたワインレッドなんて、白鵬が、十両の力士相手に圧倒した相撲を見せてるのと同じで、もう土俵が十両になってるんだから、そこでいくら完璧に歌おうが何にも感じない。
歌自体に躍動感がないし、緊張感もない、ギリギリ感もない歌なんて、ポンコツだと思う。
神宮さんも言ってたけど、ある程度の拘束があり、その中で歌ってこそ、そしてそこで最後にバッチリ決められてこそ、価値のあるもので人々を感動させる歌になる。
とか言ってたけど、全くその通りで、真剣勝負の歌や緊張感ある戦っている感のガチンコな歌が聴きたい。

サザンウィンドでもMFのキーが落ちすぎの歌じゃ、あれでいくら歌えようともジジイのリハビリにしか聞こえないね。
逆に、JUJUとのサザンウィンドなら、キーが高く手それに挑戦していた歌は、聴き応えがあった。まずは挑戦のある歌じゃ無いと聞く気にならないね。
下手すりゃ、歌えませんでした、でもいい。勝ち負けなんてどーでもいいし、挑戦している姿が見たいだけだから、もし勝ったら嬉しいね!感動した!!ぅてなる。
白鵬レベルなら、曙や貴乃花との対決が見たいんだよ。それは勝ち負けなんてどーでもいいからとにかく名勝負が見たいだけでさ。

つまり、そんな中JUJUとのサザンウインドに挑戦した玉置は、崩しまくって歌ったが、土俵には十両じゃなくちゃんと横綱同士の土俵上にがって歌ったんだからそれだけでも、こちらは聞き応えがあったし。
崩しの歌も、キー下げの生ぬるい場所での崩しとは雲泥の差なんだから、こっちの崩しでも満足するほど効かせてくれたよ。
そういう意味でも、俺は一杯一杯で歌っている歌の方が、評価するね。その歌は必ずやボーカルの音が躍動しているのだからだ!!躍動しているということは、それだけ真剣に戦っているということなのだ!!
歌で本気で戦っている!そんな姿勢のシンガーこそが男だ!!