そう言えば昔 仕事帰りに仲間と飲みに行った時に遭遇した話ですが
昔自分が小さい頃レコード大賞のなんかの賞とか色々取りまくって
大ヒット飛ばした男性歌手が仕事帰りかでスタッフ数人と飲んでいました。

しばらくして 自分の歌を歌い始めたんです。お店のお客は皆大喜び。
しかし歌手の方が自分のカラオケのキーが合わない上に歌いずらそうで
取り巻きの音響さんに飲み屋のカウンターに入ってちょっといじって来てと指示
ようやくキーは合ってノリノリに。

それでもやっぱりしっくり来ないのか お店の椅子に立って歌い始めました。
自分のカラオケ曲なのに歌えないんだって皆んなびっくり。

ようは飲み屋には天井に吊り下げられているスピーカーしかなく
上から聞こえステージみたいにマイクの前に足元にかえりのモニターがないわけで
自分の声がしっかり聞こえないと音がズレて音程がハズレて音痴気味になる。

自分もカラオケボックスで自分の声が良く聞こえる位置に座り直し出来るときはそうしたり
立ったって移動したり、キーのボタンやエコーツマミいじったり、だけど出来ない時に音が悪いお店だと
テンション下がっちゃう感じです。自分の声が聞こえにくいとかスピーカーの位置がいまいちだったり。

その歌手は喉はタフな感じハスキーでパワフルな歌い方する人で上手い方
でも合わせるまでしんどそうで。ベテランの方で自分の曲でこんな事あるんだなって。

今回千春はギター一本での音と自分の声なのに
カラオケ一曲とか混ざって来ると歌い辛そう。

リハーサルの時はお客さん入ってない状態での音の調整
カラオケの時は満杯のホールで一曲。
どこから音が聞こえてくるか、サイドのスピーカーか
足元の自分の声のかえりモニターの音が強く千春に耳に入って来なかったんじゃないかと、
それで歌いずらいそんな感じだったんだと感じました。

いろいろサイトのコメント見ているとツァーって毎回会場が色んな形あるから難しいなって
プロフェッショナルな方々ばかりでしょうが生のコンサートは
気温や天気 ホールの作り、音響さんの腕 千春の声それががっちり合わさってやっと素晴らしい
音を届けて貰えるんだと。目に見えない分だけ奥が深く難しいなって思いました。

アーチストの声のコンディションを担うモニター係って重要な任務ですよね
千春さんのツアーを回れるなんて大ベテランなんでしょうね。
音の魔術師って素敵だけど超難しそう。頑張ってくださいね〜。