01 東へ西へ

陽水のギターで東へ西へが始まる。
今治の駅で待ってる♪
「い」を先に出して「はなみの〜」のところを「まばりの〜」

02 女神
03 Make-up Shadow

「全国的にもなにかと話題の今治のみなさん(会場どっかん)
こんにちは。井上陽水です。

今治にはたぶん初めて来ました。長い芸歴なのでわからないですけど。
いいところですね。すぐ近くに港もあって、島影も見えたりして。

諸説ありますけど、人類はアフリカで誕生して、端に追いやられたのが我々だとして。
その中で、みなさんのご先祖はいい席を取ったのかも。

今日は天気もよくて。ちょうど新緑も美しい季節でね…と言っているので、当然そういう曲をやるわけです」

04 自然に飾られて
05 My House

椅子がセットされ、ここから3曲は座って。腰を下ろして、

「椅子はすばらしいねー(笑)。
だいたい飛行機に乗ってても電車に乗ってても、降りたら座れるところが少なくて。
老人にやさしくない」 小島さん爆笑。

「ブラタモリという番組がありまして。松山もやってましたねー。讃岐うどんがどうとかいって。
(中略)
この曲は未来のあなたにで始まるんですけど。
ブラタモリは地層とか地形の話が多いんですけど、若い人はあまり知らなそうな。そんなことも考えて作りました」

06 瞬き

「このギターはロンドンで買ったんですよ」 Guild D-55に持ち替えて。ギターは、帰れない二人の他はGibson J-160E。
氷の世界のレコーディングで行ったロンドンで初めて外国人を相手に英語を使ったという話。
「当時たばこを吸ってたんで」 と言ってたけど、赤坂BLITZでも言ってたけど、もしかしたらやめたんだろうか?

「ロンドンに行く前に作ったのかな。僕の部屋で」 清志郎と帰れない二人を作ったこと。
「公園で夜明けを待ってるというつもりで作ったと思うんですよ」 と(確か)言ってた。当時は夜に開いてる場所もなくてと。
「僕もそういう感じだったんですけど」 実体験でもあるみたいだった。

そこまで話して 「…で、この話の終わりはなんだっけ」 会場笑い 「ああ、そうそう」
家族といっしょに食事をした時、なんでもある時代の子に、なにもない時代の話をしたこと。