「聞き間違い」は、、フーケアでは、こうならなきゃダメってお母さんが子供に言いがちだけど、素直で明るいだけで価値があるんだよ云々とマッキーが言っていたような。

だから、その解説を踏まえて、この曲を初めて聴いた僕が想像した背景は、小学生くらいの男の子に母親が「もっと勉強しなさい!」「もっと良い子にしなさい!」とひどく叱りつけて、夜大げんかして、こどもは折り鶴を枕元に置いたまま寝てる。
母親は怒り過ぎたことを反省して、日の出前の小雨の中、午前5時にウォーキングに出かける。
大都会に住んでいるので、早朝出勤の傘差した人々(魚に例えるのは中島みゆきへのオマージュ?)とすれ違いながら歩く。
酷い叱り方でこどもを萎縮させてばかりでは、こどもが美味しい夢だけを食べて生きられなくなってしまう。
星(夢)に向かって頑張るワクワクや嬉しい気持ちを母親が潰してしまっている。子供を思って叱っていたはずが、愛情のボタンのかけ間違いになっていて、母親としても愛し方を学ぶ旅の途中だと気づく。
変顔で写真を撮るくらいの心の余裕を持って接するべきだと反省する。
そうこうするうちに、雨が止んで朝日が昇り、美しい朝焼けに頬を緩めているうちに、風の中に「僕の未来は大丈夫だから、僕のことをもっと信じていてよ。(価値のある一人の人間として尊重して。)」と言う子供の声が母親の心の中に聞こえる。
朝が来るよの母親バージョンみたいな歌かなと思った。