感染状況このままなら「強力な措置必要に」…1都3県知事がメッセージ

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受け、東京都と埼玉、千葉、神奈川3県の知事は15日、テレビ会議を開き、感染状況が改善しなければ「強力な措置も必要になる」との共同メッセージを出した。

 4都県は、全国の新規感染者の半数以上を占めるなど、厳しい感染状況が続いている。各地の人出は昨年の宣言時ほど減っていないとのデータもあり、共同メッセージは「多くの命を救うために、一人ひとりが行動を変える」として、都県民に外出自粛の徹底を求めた。

 一方、東京都の小池百合子知事は15日の定例記者会見で、飲食店などに対する営業時間の短縮要請を休業要請に強化する可能性について、「選択肢の一つとしては、ありだと考えている」と述べた。その上で、「そうならないための協力をお願いする」と語り、時短営業への協力を改めて求めた。