ある日ね、いつものように
「黒川様、おはようございます」って声をかけたんですね。
すると何か言いたそうな淋しい目を向けて
ワーワーと泣き始めたんです。
そしてNEOの方に助けを求めるように
一生懸命手を伸ばしてNEOの手をつかもうとしてるの。
お世話係りの人も見当たらなかったので、
NEOは黒川様の差し伸べた手を握ったんですね。
するとね、さっきよりもっと大きな声をあげて
わぁぁぁぁと泣き、NEOの手を自分の頭にもっていき、
頭を撫でてくれというしぐさをするんです。
「どうしたの?黒川様。淋しいの?」
NEOが少し戸惑って聞くと、
うん、うん、と頷いてまたわぁぁぁんと泣くの。
そしてね、手を頬にもっていったり頭にもっていったり、
撫でてくれ、優しくしてくれってしぐさをするんです。
NEOはなんだかせつなくなってしまってね、
「そう、淋しいの。お辛いわね。
また息子さん来てくださるから、待っていましょうね」
っていったら、少し落ち着いてうんうんて
頷いていたっけ。


↑neofileのKUポエム長いから抜粋したけどこれって本当は頭が痛かったんじゃないの?