ゲームにはたくさんの種類があり、子どもたちの好むものも千差万別です。すべてを一緒にするわけにはいきませんが、子どもたちがそのなかに共通する心理を持っているのではないかと感じています。
それは「連続する満足感」です。ゲームは、比較的簡単にクリアできることを連続させてひとつのものを作っています。
その比較的簡単にクリアできることを次々と達成していくことでユーザーが満足感を得られるようにできているのです。

ひきこもりの子どもたちは、実社会での成功体験が不足しており、またそれによって満足感も得られていないので、ゲームの中での満足感にはまってしまうのです。
満足感が比較的簡単に得られ、しかも連続して得られるところに子どもたちがはまっていく要因があるのだと感じます。

実社会から遠ざかってゲームばかりしていると、このゲームの世界での満足感を実社会に当てはめて考えようとするようになります。
しかし、この満足感の得られ方には問題があります。それは現実の社会ではありえないからです。

現実の社会では、努力を重ね時間をかけて目標を達成し、大きな満足感を得ていくものです。
したがって、ゲームでの満足感の得られ方を実社会に当てはめようとしても、そんな短期間で連続した満足感など得られないので、逆にできないという失望感を味わうことになってしまいます。

彼らの考え方を聞いていると、努力して時間をかける、回り道をしてでも目標を達成するという実社会で必要な考え方が抜け落ちてしまっています。
違う言い方をすると、こうすると必ずこういうものが得られる、と考えているのです。

すると、そうしたのに思っていたものが得られなかった場合、不満感、怒り、いら立ちを大きく感じるようになります。
つまり、自分の思い通りにならなかったときに我慢ができなくなってしまうのです。

>こうすると必ずこういうものが得られるという考え→高価な機材や商材を買う→現実では努力してないから使いこなせなかったり稼げなかったり思った通りにはいかない→ストレス→鬱
このループだろこいつは
投薬だけじゃなくカウンセリングとかも必要なんじゃ?

長文スマソ