2年前の長谷川豊は安くてよく効く認可されていないアメリカの抗がん剤は知らなかったようだが
いつ知ったんだろうね

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2016年06月06日
年間3600万円のがん治療薬を、税金を使って老い先短い老人に使うことが…本当にあるべき姿なのか?
「オプジーボ」

皆さんはご存じだろうか?肺ガンに効くとされる抗がん剤だ。

本日、赤坂で開かれた「メディカルカフェ」に講師の一人として参加をしてきた。
「メディカルカフェ」はまだ30代や20代という若き現場で働く医師たちが立ち上げたイベントで「少しでも医療について知識を深めるきっかけになってほしい」
と、気軽にカフェをしながら専門家たちの話を聞いたりその講義内容について語り合ったりする企画だ。

その講師として招かれた私はいつも通り「メディアリテラシー」をはじめ、現在の日本社会の構図やなぜ経済政策が行き詰っているのかなどを話してきたのだが、
そこで話題に上がったのが、先日、作家の百田尚樹氏がレギュラーコメンテーターを務める番組に出演させていただいた際に話題となった
「高すぎる抗がん剤」
についての話題だった。

すでにこのコラムでは何度か紹介しているのだが、もう一度見てほしい。

愕然とする数値である。
これは日本の社会保障給付費のグラフだ。なんて増加の仕方か。日本は社会保障に対する政策を間違えているのである。ここに来るまでで30年も40年も、完全に間違った方向に進んだのだ。

日本人は間違えたのである。そこを認めないと、先に進めない。私が何度も記していることだ。こんな金額で増え続ける社会保障制度が持つわけない。小学生で分かる計算式だ。

現在、日本の「医療費」は「年間1兆円」という…もう…何が何だか分からない速度で増加の一途をたどっているのだが、その大半が「高齢者の医療費」である。
それは確かにやむを得ない。若い体ではない。身体の至る所が悪くなってくることは仕方がない。私だって将来そうなるのだ。

<続く>