>>571
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> 2016年06月06日
<続き>
よく考えてほしい。

肺がんの患者のご老人に…税金が年間3000万円以上投入されているって…それ、健全なのだろうか?

ものすごくイヤな表現をする。これはものすごくイヤな表現で、気分を害される方々も少なくないと思うのだが、現実的に起こっている状態なので、どうか腹を立てずに考えてほしい。

周囲の人が嫌がり
友人たちがどれだけ止めても
タバコをバコバコ吸い続けた老人がいて
周囲に副流煙を吐き続け、
吸殻も投げ捨て

そんな老人がいて

そんな老人が肺ガンになりましたよ、と。

年間3600万円する抗がん剤の存在を知り、その老人は迷うことなく抗がん剤治療を開始。だって、自分の負担はほとんどないのだから。

その結果、余命1年と言われていた老人は3か月ほど延命し(この薬は生存期間が3か月ほど伸びることで知られている)、1年3か月後に死んだ、と。享年88歳でした、と。

分かる。
言いたいことは痛いほどわかる。

しかし、だ。

どうか考えてほしい。
現在の日本の医療費の現状を。どうか上記したグラフを見てほしいのだ。若い人たちが働いて収めたお金だ。確かに、その抗がん剤を使いたい気持ちは分かる。全額自腹ならいくらでも支払ってほしい。

が、現在の日本に、肺がんの治療を行っている患者は13万人ほどいるそうだ。もし、そのうちの1万人だけ。たった1万人だけがその「オプジーボ」を使ったとしよう。使用期間を計算しやすいように1年と仮定する。

3600億円だぜ?

薬代だけでそれだ。入院しているのであれば、入院費も当然かかる。病院はロクに意味もない胃薬なども処方する。全部でいくらかかる?その金額で、いったいどれだけの保育園が運営できる?どれだけの数の待機児童が減らせる?どれだけの子供の貧困対策ができる?

<続く>