自信しかない男
2018/07/03 13:05
第567回 続・リテイクのコツ

グチャグチャに作った作品のリテイクをしているだけなのに(しかも直し切ってない)、この威張りよう。
一周回って大したものである。

それも責任を感じている訳でも罪の意識がある訳でもなく、自慢にしているのが凄い。
まぁ遠回しに「全部予算がなかったせいなんや!!俺のせいやない!!」と訴えたいのだろう。
なら素直にそう言えばいいのに、「俺は少ない予算でも効果的に使う!(キリッ)」なぜか自慢話にしている。
これはクライアント対策だろう。いや、でもそれじゃあ矛盾しますけど?
この無茶苦茶な矛盾に彼は気付かない。
最後には「だから予算は必要なんだ!」と主張する僕につっかかってくる始末。
どこ攻撃してんねん?
もう頭の中グッチャグチャで、収拾つかないのだろう。

そもそも彼に論理的思考を求めるのが無理なのだ。

これで明確だと思う。
彼は業界でも稀に見る、「自信しかない男」である。

「自信」以外の何物も生み出せないというのは、ある種の才能なので、僕は彼を「大天才」と呼ぶ。

これはガイナックス時代始め、周囲にいたクリエイター達から数多く聴いているが、どうもずっとこうで、先天的な疾患らしい。
もはや治らないのだ。

本当に彼は施設に入れてあげた方がいいと思う。
先天的疾患は治らない。可哀想じゃないか。

せめて「電話魔」だけは誰か治してあげてほしい。
周りが迷惑だから