もはや何が言いたいのかすら…
飛脚と廃藩置県だけは言いたいようだけどだから何?

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地域主権型道州制という当たり前すぎる結論
2018/07/23 11:44

昨日は京都でのシンポジウムに参加しました。
道州制についてのシンポジウムです。

きっかけは広島や岡山の豪雨。
何人かの友人に聞いても、かなりガバナンスが行き届いていない状況。

実際に広島で土砂崩れが発生している場所は現地報道によれば実に5000件。
でも、応援物資が届く場所や義援金が届く場所はテレビで取り上げられた数カ所のみ。あとはひどい場所によっては放置という状況。

自民党は赤坂の料亭でどうの、では立憲民主派というと立憲民主も四の五の…と。

今回は結局、想定が全然できないレベルの豪雨だったわけで、そういう時に今の日本の指揮系統がどうなっているのかというと、
岡山で発生した土砂災害に対してお隣の広島や島根、鳥取の警察や消防がすぐに駆けつけられるんですか?というと、これは事実上、すぐには行けない訳です。見殺しにするしかない。

なぜか?

簡単です。それぞれの直轄があるからです。
広島は広島県警。岡山は岡山県警。
目と鼻の先で最悪規模の土砂災害が起きたとしても、自分の直轄の上司に許可取りをして、印鑑を頂戴し、相手の管轄に踏み込んでいいのかを許可申請し、その相手からの印鑑を頂戴しなければ動けないのが現実なわけです。
だって、それぞれのシマなんだから。どっちが予算を出すのですか?ってところで後々もめてしまうからだそうです。

バカじゃないの?と。

日本って、もう飛脚が走っている時代じゃあないんです。
明治4年に制定された廃藩置県の制度を、なんで平成ももうすぐ終わりますよって時代に使ってるんですかって話。

<続く>