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杉田水脈議員の「LGB」と「T」は分けなきゃっていう説は理解は出来る
2018/07/26 17:35

杉田水脈議員。

全文読みましたけれど、まぁLGBTがキライなんだろうなぁという感想。それはそれでいいとして。文中の後半には結構考えさせられることが書いていました。

彼女の文章って、部分きり取りをして四の五のと怒ってる人もいるのですけれど、要は「税金や保険料の使い方」についての提言が趣旨です。この中で

「個人的な趣味・嗜好に税金や保険料を投入すると際限がなくなるでしょ」

ってのが彼女の主張。

うーーーーーーーーーーーむ。

これは悩みました。
けっこう面白い視点。
はい。僕のコラムの読者さんからもコメントがあった通りですが、確かにちょっと悩む視点です。

彼女の文章の中で評価できるのは
「LGBT,LGBTって言うけれど、そもそもLGB(レズとゲイ・バイセクシャル)は個人的趣向でしょ?T(トランスジェンダー)とは違います。だって性同一性障害っていう障害なんだから」
という点。
つまり、そもそも「LGBT」とか言うけれど、「LGB」と「T」は全然違うでしょって論を展開しているところです。

これは間違ってません。

レズビアンもゲイも、言うまでもなく個人的な性的嗜好です。これは確かです。パタリロに出てきたバンコランは確実に個人的な嗜好で男と抱き合っています。
ただ「性同一性障害」は、医学的に認められた「障害」です。なのでみんな苦しんでます。

杉田議員の主張は
「個人的性的嗜好は実費でやってくれ。障害にはちゃんと税金を使って保護しよう」
というもの。

その下りでアーダコーダ生産性ガーとか言うので、ギャースカ言われているのですが、そういう「叩きたいだけの人」は置いといて、僕のコラム読者の皆さんは一緒にちょいと考えましょうね。

<続く>