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2018年07月28日
藁人形だらけの日本

宇多田ヒカルさんで話題になったストローマン論法。
藁人形論法とも言いますけれど、ディベートの訓練などを全くしていない日本人のとっても恥ずかしい論法。ネットでさんざん横行してるやつです。

【例文】
A氏 「私は子どもが道路で遊ぶのは危険だと思う。」
B氏 「そうは思わない、子どもが外で遊ぶのは良いことだ。A氏は子どもを一日中家に閉じ込めておけというが、果たしてそれは正しい子育てなのだろうか。」

※A氏は子供を家に閉じ込めておけとは言っていません。B氏は架空の主張に対して反論しています。

皆さんもネットとかでよく見るでしょ?
少なくとも僕のコラムの読者の皆様くらいはこういう恥ずかしいのはやめてくださいね。
ちなみに、ディベートの世界では一番恥ずかしい論法と呼ばれています。なぜなら
『私は正常な読解力がありませんよ』
と宣言しているに等しいからです。

日本ではネットでピーピー言ってる人の大半はこれです。世界的には超恥ずかしいおバカ論法です。

そして、メディア界隈では、自称リベラル=(ほんとはリベラルでも何でもない)ドサヨク集団の朝日・毎日たちがいつもやってるやつですね。

一言で言うと、相手が言ってないことを勝手に作り上げて、その勝手に作り上げた文面に大声で反論するやつね。ディベートの大会では0点になるやつです。
(つづく)