寿命 2018/12/09 12:57

僕は、アニメーション監督をやっていられる「寿命」があると思っている。
いや、みんなそう思っている。

50歳辺りが境目だ。
そこからまだやっていける人はごく一握りの巨匠だし、それ以外の人間は相当苦労すると思う。
だってアニメって、結局(精神的なものも含め)「子供」「若者」に対する商売だからだ。

僕にとっては後6年、その辺でとんでもない大ヒットを生み出さない限り、おそらくダメだろう。
そんな覚悟をしている。
いや、みんなそう思って仕事をしている。

アニメーションクリエイターなんて、そんなもんだ。
先のない、刹那的なものだ。