ご報告
平成31 年3 月4 日17時付で,東京地方裁判所立川支部において山本寛氏(以下「山本氏」といいます)について破産手続開始決定がなされました。
以下,破産手続及び関連する事情について,劇場版アニメーション「薄暮」クラウドファンディング出資者の皆様, 薄暮の完成を楽しみにしていらっしゃる皆様に下記の通りご報告致します。
1 本件破産に至る経緯について
山本氏はかねてから株式会社ウルトラスーパーピクチャーズ(以下「ウルトラスーパーピクチャーズJ )と過去のアニメーション作品の制作費負担について話し合いを続けて参りましたが,
左記債務について, ウルトラスーパーピクチャーズが債権者として破産手続開始の申立を行ったことで,今回の手続開始決定がなされたものです。
ウルトラスーパーピクチャーズが敢えてこの時期に,債権者からの破産手続開始申立を行ったことについて理由は明らかではありません。
しかし1 億円余の債務を一括で支払うことについて,現在の山本氏の財産ではこれを支払うことが難しいという点が今回の破産手続開始決定の判断の基礎になります。
山本氏に関しては, 自動車のローンや日常使用しているクレジットカードの債務などを除けば他の借財は殆どなく,債務の大部分が上記制作費に関連するものとなります。
2 本件の「薄暮」に及ぼす影響がないことについて
さて,このリリースを読まれる方の中に
@クラウドファンディングで集めたアニメーション映画「薄暮」の制作資金に本件破産事件が影響するのではないか
A「薄暮J の制作進行に問題はないか, というご心配をされる方もいらっしゃるのではないかと思います。
以下ご説明致します通り,
本件破産は薄暮の制作資金や制作状況に影響するものではありませんので,ご安心ください。