ちなみに、例の印象的なイントロで始まる「仕事人のテーマ」は、第一作「必殺仕掛人」と第十九作「必殺仕事人III」のものが一般によく知られています。
志村けんかダウンタウンの仕事人コントで育った世代には懐かしく感じるはずです。こちらもぜひお聞きください。

・5分25秒〜
歌もロールも終わった後、ナレーションもなくただ一枚絵だけが挿し込まれました。(https://img.wiki3.jp/cf_reviews/btb52.jpg
何でしょうねこれ。まさかろくに歌っても踊ってもいないWUGが優勝するはずがありませんし
万一優勝してたらこんなおざなりじゃなく嫌ほどガッツリ祝福されなきゃおかしいですから、
白い粉と草をキメた後「あなたはこんな顔で死ねますか?」というナレーションと共に見えた幻覚でしょうか。

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ともかくこれにて上映終了です。「Wake Up, Girls! Beyond the Bottom」完。
ワキガシリーズ、雑に完結。

なおWUGのパフォーマンスが映された累計時間は、全5分25秒中、わずか1分16秒でした。4分の1未満。


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そんなことより、結局この歌の名前や作曲者や劇中での評価などは一切明らかになりませんでした。
よくよくストーリーを振り返ってみたら例の歌手が提供した歌だろうというのはわかるのですが、
しかし曲名は一度も表示されないし、歌手や社長がこの歌について何か言及するというシーンも一切ないので、
いきなり出てきた正体不明のどうでもいい歌という印象が全く拭えません。
アイドルアニメの一番の商品であり宣材であるはずの歌を、ようもここまで雑に扱えるものです。

なので仕方なく歌詞の一説でググってみた結果、ようやく「Beyond the Bottom」というタイトルが明らかになりました。
この映画のサブタイトルと同じ名前です。ということは普通に考えてものすごく重要な意味を持つ歌の筈で、
実際主題歌としてエンディングにも起用されている一曲なのですが、しかし山○寛による扱いはこれほどまでにぞんざいです。
40代のいい大人にもなって、大事なものを大事に引き立てて扱うという当たり前のことすらできんのでしょうか。