できんのでしょうね。そんな事が出来るようなら関わった、人間全員から漏れなく嫌われる、今現在の腹心のスタッフからすら
公開の場で堂々と夜泣きの赤ん坊扱いされる前代未聞の事態にはなっていないでしょう。
敵が多い人間は味方も多い?嫌われる理由によっては味方ゼロの敵だらけにしかならねえよバーカ。

でも扱われ方を云々する以前の問題としてこの「Beyond the Bottom」の歌、ひどいです。
何がそんなにひどい?作詞・辛矢凡、以上。腕利き作曲家の拵えた曲を辛矢凡の詞が全て台無しにする、いつものワキガソングのパターンです。
歌詞は検索して見ていただくとして、出だしの一発目からして「また見えないダイナモが」で頭を抱えました。
ダイナモなんて今の時代、自転車のライトと非常用懐中電灯、さもなきゃ仮面ライダーストロンガー以外で見る機会なんてない代物ですよ。
しかも電気食って回転するモーターならともかく、回転させられることで電気を生み出すダイナモが「激しく人を揺さぶる」って何です?
あまつさえダイナモが人を揺さぶって電気生み出した結果として「心と歌を忘れる」「記憶が打ち砕かれ」「どん底の淵を辿り」てマジで意味わかんねえ。
発電機からエネルギー貰ったんならポジティブな結果にならなきゃおかしいだろ?
なんで我らブラックサタンは電気カブトムシに駆逐されましたみたいな内容になってんの?ホームレスになったデッドライオンの心境を綴った歌か?
この後の歌詞もまあひどいこと、アイドルソングなのに無駄に暗いわ歌詞に光る部分がまるでないわと、評価すべき点まるで無し。
「黒い目の魚たちが流れの中沈んでく」て何だ。魚の目が黒いなんて取り立てて言うまでもない常識だし、
しかも魚が水中で沈んだり浮いたりなんて人間が立って歩くぐらい普通のことだし、一体何が言いたいのかさっぱりわからねえ。
「熱いパトス」なんて、いい言葉が思いつかないから残酷な天使のテーゼから芸もなくパクってきたのが丸わかりです。恥を知れ恥を。
そして極めつけは「ラスコーリニコフが刃を立て薄ら笑う」。無教養ここに極まれり。
斧による斬撃や撲殺を「刃を立てる」とは言いませんし、人を殺して薄ら笑うような快楽殺人者的な性格はラスコーリニコフにはありません。