いくつか着目点があるけど、
特に注目したいのは2つ

一つが予言者視点を受け入れてしまっていること
これは誇大妄想の一種で宗教妄想といわれるもの
まるでカルト宗教の信者のように現実の事象が
妄想でしかない心象と同一化してしまっている

もう一つが12年間という括りで
"域に達していない"から債権者破産に至るまでの自身のトラブルを
無理やり一まとめにし、
その全ての原因をオタクというあやふやな存在に投影する被害妄想に
至っていること

もちろんどちらも自己愛過剰な人に見られる病的な反応で、
「京アニのせいで自分の人生は狂った」
「オタクのせいで自分の人生は狂った」
これらの妄想を京アニ放火殺人事件の犯人と無理やり結びつけ
自身の妄想にとって都合よく現実を再構成し正当化する「歪曲」と
呼ばれる防衛機制反応

本来、このように現状認識をしようとする作文では
本人が自分を見つめなおす良い機会となるが
これは認知のゆがみを咀嚼しているだけのため症状は悪化する

問題はここからで、これがどこの誰ともわからないような人間の所作ではなく
著名人が国中が注目している重大な事件に関連して行った発言だということ
すなわちネットという「衆目」を集める環境にも関わらず
公衆の面前で行なわれた強度の強いものであるため、
その異常性は身震いするほど極限にまで達しているとしてよく、
それは今にも蛹が羽化してグロテスクな何かが這い出してくるような
おぞましさがあり、
適切な行政サービスによる早急な対応が急務であるといえる