戦記がアルワンの子は皆先取りしてるって書いてるけど、そうでない子が大半。

例えばアルワンで以下のような会話があったとする。
「昨日『麒麟がくる』見た?」
「みたみた。斎藤道三怖いよね」
「うん。でもこの後道三は息子の義龍にやられちゃうんだよね。」
「そうそう。でも斎藤家は信長に滅ぼされて稲葉山城は信長のものになんだよね」
「おれ桶狭間楽しみ。でも1560年だし、まだだいぶ先だからな〜」

こんな会話戦国好き男子なら普通にしているだろうし、「先取り」じゃなくて日本史関係の本を興味に駆られて読んで知っているだけ。
これを戦子が聞いて戦記に伝えると、「アルワンは皆歴史もすでにめいいっぱい先取りしている」と解釈される。
知的好奇心き駆られて知識や理論を凄まじい速さで吸収していく子供の存在を知らない、あるいは認めたくない戦記。