妄想〜。


個室へ移動するたんぽぽ、たん母。

たん母「持続性がゴム無しだと悪いって事よね?」
たんぽぽ「うん。ゴム有りだと全然問題ないの。むしろ性欲は強いと思う」
たん母「前にテレビで加藤鷹っていう伝説のセクシー男優がテレビで言ってたけど技術はもちろん大事だけどそれ以上にそれを使える心がもっと大事って言ってた。私なりに必殺技があるからあなたに伝えるから聞きなさい」
たんぽぽ「お母さんなんかすごいね。加藤鷹みたい。」
加藤たか子「ふざけないでちゃんと聞きなさい。まずゴムに対してもっと献身的になりなさい。自分が良ければというよりも、自分よりもゴムに満足して欲しいという精神で常にいなさい」
たんぽぽ「なるほど。一応メモしとくね。」
えんぴつペロっとしてメモメモ。
加藤たか子「ヘニャヘニャってなった時はどうしてるの?変な空気になった時のフォローはちゃんとしてるの?」
たんぽぽ「ううん。彼の問題だから私はだまって待ってるだけだよ。ローションとか色々やってはみたけど一度ダメになるとゴム装着しないとダメなの」
加藤たか子「ヘニャヘニャってなった時こそ気配りよ。まだ完全に終了したわけじゃないんだから、そんな時は彼を仰向けにして火起こしするのよ。」
たんぽぽ「火起こしってなに?原始人とかがやってたやつ?」
加藤たか子「そうよ。あぐらかく姿勢で、あなたの両足の裏でゴム人間のゴム人間を挟んで、手もみ式火起こしの要領でやるのよ」
たんぽぽ「本気で言ってるの?っていうか痛いでしょそれ?」
加藤たか子「本人からすれば、きっと痛さよりも驚きが少し勝つわ。だから勢いで着火させちゃいなさい」
たんぽぽ「やってみる。ありがと。なんか気をつける事はある?」
加藤たか子「手をもむ時は前傾姿勢でやる事、意識しなくても両手は揉んでたら自然と下がっていくと思うからそれの繰り返しよ。あとは周りに燃え移りそうな物がないか確認すること」
たんぽぽ「わかった。やってみるね。」

つづく◎