連続テレビ小説「たないち」第9話 あらすじ

先輩社員の小西(演:ひよこ西)とともに講談商事との取引に赴くイチソ。小西は意地悪な社員とは違い唯一、イチソに優しく接してくれていた。
講談商事の担当者、幾谷正(演:GO)との交渉はまとまらず、後日出直すことになる。しかし二度目の交渉では一度目と打って変わって
即決で成立した。小西の謎の営業手腕にただ感心するイチソだったが、一週間後、突如小西が出社拒否をしてしまう。謙介とイチソが自宅まで
出かけて事情を聞いたところ、何と幾谷に枕営業を強要されていたことが判明。その様子が撮影されており、無利子で融資しなければ動画を
ネットにばら撒くぞと脅迫されていたのだ。謙介は幾谷の制裁に乗り出す。

コメディ路線から方針転換。幾谷を強姦して廃人にするラストシーンは田亀源五郎の狂気の面が全面に押し出されており、圧巻。そこから
小西が元気になるという安易なストーリーに持っていかず、逆に謙介の暗部を知って衰弱する展開に視聴者は度肝を抜かれた。また、
幾谷を演じたGOはサラリーマンとは程遠い風貌だったがさすがはGO is GODと呼ばれる演技力を見せ、謙介に犯されるシーンでは最高視聴率39.8%を記録した。