連続テレビ小説「たないち」第11話 あらすじ

大阪まで出張に出かけた謙介とイチソ。二人きりということでテンションは高く、仕事もそこそこにデート三昧を繰り広げていた。そんな中、
興味本位で釜ヶ崎を覗いた二人は狭い路地に「スポーツメンズクラブ」という怪しげな店を見つける。名前こそ爽やかだが、実は有料ハッテン場だ。
ムラムラしてきた二人は早速中に飛び込む。日雇い労働者達が肉体を絡め合う中、4Fに足を踏み入れるがそこで見たものとは…

性病、とりわけエイズに対する問題を真正面から取り上げた回。雰囲気に流されてゴム無しでプレイしようとする謙介とイチソは一人の男(演:ドラゴン田中)
の狂ったようにヨガり狂う様子を見て自分たちのやろうとしていたことがいかに愚かであるか気づくのだが、そのシーンでの巧みな演出はさすが
田亀源五郎というべきだろう。しかし描写の生々しさに視聴者の不興を買い、視聴率は8.10%と急落。「有料ハッテン場はあんな魔窟じゃねぇ」と
抗議の電話も殺到した。