第23話「故郷は幻想郷」登場艦獣:酔生怪獣ジュンラ
脚本:あおしまたかし 特殊技術:太田順也 監督:草川啓造

国際即売会が東京で開かれることになっていた。
だが、その即売会の出席者が乗っている船や飛行機が爆破されるという事件が相次いでいた。
艦特隊では九州支部から応援としてチャンコ隊員とウグメ隊員(UGUME)を迎え、対策を練っていた。
艦特隊は早速調査に向かったところ見えないロケットの攻撃を受ける。
コニシは、ロケットの秘密が疎と密にあると知って対策を編み出した。
そしてこの対策によって、ロケットが見えるようになった。ストパン号でロケットを攻撃し、ロケットは炎上する。
更に艦特隊は地上に降りて敵を探す。そこに現れる大きな怪物。だがウグメ隊員は、それを『ジュンラ』と呼んだ。怪物は艦特隊の攻撃を受け、姿を隠してしまう。
その夜、チャンコ隊員は怪物の正体を明かす。
世界各国で同人競争が行われていた頃、月に新たな即売会の場を目指し打ち上げた住吉ロケットが宇宙に漂流してしまった。
が、非難を恐れたチャンコは、その事実を闇に葬ってしまった。そのロケットのパイロットの名がオオタ・ジュンラなのだ。
ジュンラは漂流した星の環境で姿が激変し、何十年もかけて全イベンターに対する復讐のために地球に戻ってきたのだ。
それを聞いたウグメ隊員は「自分達の同人の先輩とも言うべきジュンラとは戦えない」と言い出す。明日は我が身かもしれないではないか。
が、九州支部は、ジュンラの正体を秘密にしたまま葬り去れという命令を下していたのだった。