第34話「許されざるたないち」 登場艦獣:両性艦獣タナイチ
脚本:花田十輝 原案:棚市 民夫 監督:草川啓造
街中をパトロールするTANA(特殊部隊Team Active Nothing Answer)のらん豚隊員とらんコケ隊員。
街は平和そのものだが、TANAの探知機は不快な電磁波を探知した。
その頃、自動車工場「双葉」に一人の男がスタンドの製作を依頼に来ていた。
そこへ立ち寄ったらん豚隊員は、その青年が小学生時代の親友の『伊部 酢連(いべ すれ)』であることことに気がつく。
再会を懐かしみあう二人。
伊部は父親の愛宕授乳手コキニキの遺した屋敷を改造し、性別学を研究しているという。夜、伊部邸にスタンドを届ける「双葉」の家族でお手伝いのとしあき提督少年。
としあき提督は屋敷の中に案内され、しまかぜくんや艦これ(淫夢)を見せてもらう。
しまかぜくんを見て、「人もこうなると女か男か区別がつかないですね」と、としあき提督が言う。
としあき提督が興味深そうにしているのに満足気な伊部。
としあき提督にホモとバイどちらの研究をしているのかと問われた伊部は、ホモとバイの違いの研究について熱弁を揮いだす。
「僕が男性でもあれば男の娘でもあるような全く新しい生命を作り出そうとしたのは科学者として当然の権利なんだ」と伊部 酢連。
としあき提督少年は気味悪がるが、「艦これの生命は本来一つのはずなんだ。生命に差別があってはいけないんだ」と伊部 酢連。
すでに伊部はタナカとイチソの間に既に新しい卵を作り上げていた。αヤドカリ電磁波を卵に照射する伊部。