国連の安全保障理事会で28日、大量破壊兵器に関する討論が行われ、北朝鮮の代表が出席し、アメリカ批判を展開した。

 北朝鮮のキム・インリョン国連次席大使は28日、安保理で行われた大量破壊兵器破棄を目指す討論に出席した。安保理に北朝鮮の代表が出席するのは異例。キム次席大使は、北朝鮮への制裁決議を批判した。

 キム国連次席大使は、「どんな制裁や圧力がかけられ、軍事攻撃をされようが核開発は続ける」とした上で、「アメリカが圧力を強める一方で『対話が重要だ』と言っているのは理にかなっていない」と批判した。さらに、アメリカが核兵器を保有しながら北朝鮮には保有を認めないのは「ダブルスタンダードだ」と従来の持論をアピールした。


http://www.news24.jp/articles/2017/06/29/10365572.html
2017年6月29日 12:52