2017年7月3日、韓国・ノーカットニュースはこのほど、日本人に独島(竹島の韓国名)問題を知らせるための活動を続ける90代の在日韓国人について報じた。

大阪在住の在日韓国人ユン・ヨンハさん(92)は島根県が「竹島の日」を制定した2005年から、日本メディアに抗議文を送ったり、「日本人と韓国人が一緒に竹島の日について考える会」をつくって講演会を開くなど、日本で独島の歴史を正しく知らせるための活動をしてきた。

今年は2月22日から、毎月22日に大阪市内の公園で「独島は日本領ではない」と書かれた横断幕を掲げ、独島の広報活動を行っているという。

ユンさんは「日本社会に独島問題を正しく知らせることが独島問題を解決する第一歩」と確信しているという。

6月30日にはソウルと大邱を訪問し、「独島問題は日本の国民に直接知らせる以外に解決の道はない。土地を買って日本に歴史展示館や屋外看板をつくり、日本人に真実を知らせよう」などと書かれたチラシを市民らに配り、支援を呼び掛けた。

北東アジア歴史財団独島研究所のホン・ソングン所長は「裕福でないおじいさんが不自由な体で韓国を訪れたのは、独島問題を知らせる活動に対する韓国国民の支持と参加を促すため」と説明し、「独島研究所に助けを要請したほか、独島展示館と屋外看板を建てるために島根県の土地をリサーチしている」と明らかにした。

また、「(おじいさんは)世界が終わるまで独島問題を日本に知らせ続ける人」とし、「彼の燃えるような意志と精神を韓国国民にも知ってほしい」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは

「韓国の国会議員より立派な人」
「偉大な韓国人だ」
「勇敢だね。日本人のふりをして暮らす在日韓国人も多いというのに…」
「長生きして日本と戦い続けてほしい」
「僕たちならできる。やり遂げられる。日本に勝って世界の中心に立とう」

など応援メッセージが数多く寄せられている。

そのほか

「自分が恥ずかしくなった」
「尊敬する。本当は若い僕たちがすべきことなのに」

などと反省する声や、「対馬も取り返そう」と主張する声もみられた。

一方で「ちょっとやり過ぎでは?日本にけんかを売っているように見える」との意見もあった。

http://www.recordchina.co.jp/b183319-s0-c30.html