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2017年7月3日、韓国・国民日報などによると、韓国JTBCテレビの人気報道番組「ニュースルーム」の内容に人権侵害があったとして大きな騒動になっている。

問題のシーンは、2日午後に放送された。「トイレで用を足した後、30秒間手を洗うという決まりが一般にどれだけ守られているのか?」とのテーマについて、実際の公衆トイレで撮影した映像を基に実態を検証するというもの。映像には男性トイレの洗面台と、その後ろで用を足しているとみえる男性たちの姿が写っていた。

番組キャスターの説明によると、この映像は混雑する地下鉄駅構内のトイレを写したもので、10分間にトイレを利用した男性50人のうち手を洗った人は15人、30%ほどにとどまったという。「用を足した後にそのままトイレを出て行く人が大部分」であり、「洗面台の前までやって来て手を洗うかにみえた人も、顔や髪をいじっただけで出て行った」そうだ。

この番組放送直後から、ネット上などには視聴者からの反発が相次いだ。男性らの顔はモザイク処理され人物が特定できないようになっていたものの、映像そのものが隠しカメラで撮られていたためだ。

ネットには「テレビ局が一般人を隠し撮りしている」「人権侵害として訴えるべき」「こんなものをニュースとして自慢げに放送するなんて、どうかしてる」「人権侵害という前に、明らかな犯罪じゃないか」と怒りの声が飛び交っている。

また、男性とみられるユーザーからは「男に人権はないのか?」「不愉快だ。掃除のおばさんが男子トイレに入って来るのすらムカつくのに」「男を隠し撮りするのは犯罪じゃないとでも?」「同じことを女性トイレでやってみろ。反応は予想できるだろ」「男がやったら犯罪、女がやったら悪ふざけか」など、男性用トイレが標的になったことに関するコメントも多数上がった。