【韓国】 韓国国防省は2015年末から、戦時作戦統制権の移譲で韓国が米軍を自由に指揮できるようになる
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201306/2013060100257&;g=int
世界に展開する米軍を韓国の指揮下に入る形態は世界でも異例だ。
これで韓国軍の指揮下で在韓米軍や在日米軍を韓国軍の命令で
2016年から自由に使えることになる。 (聯合ニュース 2013/06/01)


 韓国議政府に駐屯する米第2師団は、2016年に平沢へ移転--ソウルより南の安全な場所へ 2014/09/18
   http://2ch-dc.net/v5/src/1430006018382.jpg  (地図と解説あり)

          ■作戦統制権の返還で韓国は見捨てられる

 基本的な質問です。戦時の作戦統制権の返還が、なぜ「見捨てられ」になるのでしょうか。

 もっともこうした議論以前から、在韓米陸軍の主体である第2師団は相当縮小されています。
 湾岸戦争やイラク戦争のたびに兵を引き抜かれ、戦争が終わっても戻っていないからです。
 「籍」は在韓米軍でも実際は在日米軍で働く米兵が多い、と日本政府高官も話す。

 ちなみに米国の海軍と海兵隊は韓国に派遣していません。在韓米軍の実体は陸の第2師団
 と第7空軍です。作戦統制権の返還がなくとも米国は、地上軍は必要最小限にする方向です。
 地上軍は戦争になると米軍死者が大勢出るからです。イスラム国に対して空爆だけで地上軍
 は絶対に入れないことで分かります。

          ■米韓同盟には米軍の自動介入条項など無い

 韓国はなぜそれほど、米軍駐屯地をソウルより危険な北の国境近くに屯地させたがるのか。

 韓国人は在韓米軍を「tripwire」(導火線)と呼んでいます。韓国は北朝鮮軍が首都ソウルを
 目指して南下した時に、米軍と交戦させる形にしておきたいのです。そうしておかないと、北
 朝鮮と戦争が始ままっても米軍は動かないからです。

 理由は米韓同盟に「米軍の自動介入条項」や「韓国防衛の安全保障」など無いからです。
 ですから、導火線である在韓米軍が、ソウルから南下した安全な後方の平沢市に移ては困
 るのです。しかし、米軍は北朝鮮の砲弾とロケット弾の届くソウルから、90キロも下がった安
 全な平沢市に2016年迄に移転します。

 米軍が平沢を選んだのは、北朝鮮の長距離砲の射程外にあるからです。平沢市の隣の烏山
 市の直ぐ近くに、在韓米空軍の空軍基地があるので輸送機で脱出に便利だからです。