台湾の検察当局は6日、台湾の大学を卒業した中国籍の男が台湾の外交官に台湾の機密情報を提供するよう求めるなどスパイ活動に従事していたとして「国家安全法」違反の罪で起訴したと発表した。

 男は2016年8月から17年3月の間に、知り合いの台湾の外交官と台北市内の喫茶店などで接触し、毎四半期に1万ドル(約113万円)の報酬を支払う見返りに機密文書などを提供するよう働き掛けたという。(共同)

http://www.sankei.com/world/news/170706/wor1707060057-n1.html