日本の九州、コインドル(支石墓、ドルメン)分布地域で古朝鮮時代の民俗を計ることができる資料が発見されたと仁荷(インハ)大古朝鮮研究所調査団が10日明らかにした。

キム・ヨンソン所長を団長とする古朝鮮研究所調査団は去る3日から山口県北西海岸地域から九州佐賀地域まで現地調査を終えて7日帰国した。

調査団は山口県下関西側の東海海岸に隣接した墓群で北極星がある真北方向に石棺墓が並んで配列された事実を確認し、その中の一つは7つの蓋石(覆い石)を意図的に使って北斗七星の崇拝意識を伺うことができたと言う。

調査団はレベルの高い天文学知識を持っていた古朝鮮人の文化的特徴と海洋進取性が見られる発見だと説明した。学界では北方系古朝鮮勢力が内モンゴル地域、紅山文化(BC3千年前後)時代以後、東アジアの天文観測を主導したと見ている。

調査団はまた、福岡南側の大野城の麓で大型支石墓と推定される舟形の岩を新たに発見した。岩の底は潮の干満の差が大きな西海海岸に適合するように平低船の形態をしていることが確認された。

古朝鮮研究所は韓半島西海海岸の海洋勢力が対馬と壱岐島を経て日本の九州北部に進出したことを後押しするもので、興味深い研究対象だと明らかにした。古朝鮮研究所は国内支石墓の専門家たちと共に近い将来、現地調査する計画だ。

ソース:毎日経済(韓国語) 日本、支石墓(コインドル)で古朝鮮民俗計る資料発見
http://news.mk.co.kr/newsRead.php?no=461794&;year=2017