さて、日本の蓄電池事情。
もちろん、元々日本は蓄電池に於いては世界ナンバーワンと言っても良いかと。
ただ、最近はシェアを韓国勢や中国勢に食われ、若干威光に陰りがという感も否めないが。
その手の話題なら欠かせないのは、1991年のソニーによる世界初のリチウムイオンバッテリー商用化だが。
それ以前にもパナソニック/三洋によるニッケル吹奏楽電池の実用化、更に1895年に二代目島津源蔵(島津製作所の二代目社長)が鉛蓄電池を既に試作していたなど、歴史的にも重鎮的ポジションと言って良いかと。
因みに、一次電池でも半端ない。
1976年にリチウム一次電池の製造を世界に先駆け開始したのも松下電池工業、その改良版である水銀フリー版も1991年には国内流通分全てを達成という先進性。
因みに、マンガン電池実用化も日本人が初だったという事実も。
教科書的には、1887年にドイツのカール・ガスナーとデンマークのヘレセンがほぼ同時と言われてるが、実際には日本の屋井先蔵が1885年に開発成功していた。
しかし、特許取らなかったw
一説によると、貧乏過ぎて特許料払えなかったらしいw
ともあれ、漏液を抑えたその改善版は1889年に完成、今度はちゃんと特許取ったw
で、1894年に大活躍。
この板住民なのに『1894年に何があったの?』とか聞くヤツ居るかw?
ソイツは、半年ROMるか、今後のカキコは語尾に『おっぱい』を付けるの義務化かどっちかだw
当然『甲午農民戦争から朝鮮半島で日帝と清が衝突、日清戦争へ突入』と即答出来るよな、お前らw?
主に遠征先での通信機器の電源として使用され、相当重宝したとか。
つまり、日本が電池さえ作らなければ、あるいは日本が遠征に失敗し、朝鮮は中華属国のままだったかも知れないw
ウリナラは電池さんに三跪九叩頭すべきニダw
或いは、謝罪と賠償を要求するのかw?

ともあれ、現在では全体シェアこそ韓国勢と拮抗しつつあるにしても、企業単体でのトップシェアはパナソニックがまだ堅守。
俺もアルカリ電池は全てパナで統一してるぜ。
因みに、韓国勢が最重要視してる車載系もトップはパナ。
その要因は、今アメリカで赤丸急上昇中のテスラモーターズのバッテリーを一手に引き受けてるから。
これ、補足のうえ詳細述べるべき、バッテリー事情においてのかなり重要なポイントなんだが、後のアメリカ編でそこに触れたいと思う。
まあ、先に触れたように、リチウムイオン電池中心の現状では、そこに目が行きがちで、それのシェアから韓国勢、ポテンシャルには中国勢などが気になってしょうがなくなる。
ただね・・・まあ、最大市場のそこに注目するのも当然だが、その辺りはコモディティ化しつつあるし、ある意味当然かも知れない。
例えば、電力システムやコミュニティー用電源として注目のNAS電池。
ここってガチで日本がシェア100%w
まあ、そこもリチウムイオンの大規模運用とかのノウハウ次第じゃ、置き換えられる可能性もあるんだが。
ただ、堅実な技術を持っている強みはやっぱり中韓に対する優位性だと思う。
では、以下で国内の具体的事情を見ていこうと思う。