またトンデモ判決が出ました。国が朝鮮学校を高校無償化の適用対象外としたことを「違法」とする判決を、大阪地裁が出したのです。

 判決では「教育の機会均等とは無関係な、外交的・政治的意見に基づき」と国の処分の違法性を指摘していますが、的外れとしかいいようがありません。

 在日朝鮮人の生徒たちの教育機会を奪っているのではありません。北朝鮮、そして在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の影響下にある朝鮮学校を問題視し、無償化の対象から外したのです。

 むしろ、破壊活動防止法に基づく調査対象団体である朝鮮総連の影響を受けている学校で、生徒たちが学ぶ危険性こそ考えるべきでしょう。

 判決を出した西田隆裕裁判長は民事訴訟のベテランと報じられています。法律は詳しいのでしょうが、社会常識については心配にさせられます。

 7月28日深夜、北朝鮮はまた、日本海に向けて弾道ミサイルを発射しました。「どうせ日本は何もしないだろう」と北朝鮮になめられています。

 裁判所の非常識な判決が、北朝鮮の増長を許す一因になっている気がしてなりません。(報道部・森本昌彦)

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/170802/soc1708020022-n1.html