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【韓国】歴史をわい曲?「愛国鼓舞」か「親日」か? ヒット中の韓国映画『軍艦島』にまつわる3つの論争…リュ監督にインタビュー[8/02] [無断転載禁止]©2ch.net
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2017/08/02(水) 20:34:51.11ID:CAP_USER
映画『軍艦島』をめぐる論争が熱くなっている。先月26日の公開を前後してスクリーン寡占論争が激しくなったのを皮切りに、一方的に愛国心を刺激する「愛国鼓舞」映画、歴史をわい曲する「親日」映画という極端な反応まで登場している。

1日、リュ・スンワン監督に会ってこれらの論争に対する考えを聞いた。興行は順調だ。公開初日、歴代最高記録となる97万人が、6日間で450万人が観覧してことし初めての1000万映画が誕生する可能性もある。

(1)スクリーンを独占?

映画『軍艦島』は広報・マーケティング費用を除く純製作費が220億ウォン(約21億7000万円)にのぼる。観覧客数で換算すると700万人が見てようやく損益分岐点に達する。同作の投資・配給はCJエンターテインメントが担当している。

そのため同系列の劇場CGVがスクリーンを集めたという批判も出てくる。実際のスクリーン占有率はCGVとロッテシネマやメガボックスなどほかの劇場と比較しても大差はない。それでもひとつの映画が2000以上のスクリーンで上映されたのは史上初めてだ。

現在、全国のスクリーン数は2758スクリーン。『軍艦島』は公開日を基準として交差上映(興行性の低さが予想される映画を他の作品と交互に上映する方法)を含めると、5481スクリーンのうち最大2027スクリーンを占めた。

リュ・スンワン監督は「配給および上映は監督や製作会社が直接関与する部分ではない」とし「ただ、自分が作った映画がその中心にあるということで、心苦しくただ恐縮に思う」と述べた。スクリーン数制限には支持意見を出した。

リュ監督は「私ですら近くの映画館に行って自分が見たい映画が上映されていないといらいらする」とし「政策的に制限を決めてこの不必要な論争に終止符を打ってほしい」と語った。スクリーン寡占は韓国の映画界で長く問題となり、多くの論争が交わされてきた。

昨年、当時都鍾煥(ト・ジョンファン)・安哲秀(アン・チョルス)議員がそれぞれ代表発議した「映画およびビデオ物の振興に関する法律」改正案にもこのような内容が含まれている。

(2)歴史をわい曲?

『軍艦島』は、日帝強占期に徴用された朝鮮人が三菱鉱業が所有する端島炭鉱に強制的に連れて行かれて働かされている中、炭鉱から脱出するというあらすじだ。脱出劇そのものは実際にあったことではないが、炭鉱内のディテールをはじめ、歴史考証に大小の異見が出ている。

歴史作家のシム・ヨンファン氏はフェイスブックに「前貸し方式で徴用者らに移動経費を負担させたり、湿った畳を掲げて怒ったりする様子まで、韓国映画に初めて登場した強制徴用の実状を比較的よく考証している」という意見を示した。

一方、世宗(セジョン)大日文科の朴裕河(パク・ユハ)教授は「手当たり次第に動員されたケースは(あった可能性はあるが)例外的」「慰安婦と男性の徴用は動員ルートそのものが異なる」と主張した。

リュ監督は「『わい曲』というのは事実ではないことを事実とすること」としながら「実際、歴史をモチーフにして作ったフィクションであることを明確にしているし、人物や事件はすべてその時代的背景がなかったら出てくることはなかった」と述べた。

リュ監督は「もし映画的な興奮を狙っていたなら、戦闘場面で機関銃を撃っていただろう」としながら「歴史・軍事専門家の考証を経て、当時島にあった武器と人材だけで描いた」と説明した。

また「人間以下の扱いを受けて苦労した人々を、せめて映画の中だけでも家に帰してあげたかった」とし「映画をもう一度作るとしても、その選択は変わらない」と話した。

(3)「愛国鼓舞」か「親日」か

『軍艦島』は公開前まで愛国心を高める映画だという予想が大勢を占めていた。

http://japanese.joins.com/article/929/231929.html
http://japanese.joins.com/article/930/231930.html

>>2以降に続く)

http://japanese.joins.com/upload/images/2017/08/20170802103851-1.jpg
巡回公演の提案にだまされて端島へ渡ってきた楽団長イ・ガンオク(ファン・ジョンミン扮)と娘ソヒ(キム・スアン扮)。(写真=CJエンターテインメント)
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2017/08/02(水) 20:35:06.76ID:CAP_USER
>>1の続き)

愛国心を鼓吹する民族主義を刺激して興行につなげようとしているというのがその推察だった。実際フタを開けてみると、日本人よりもさらに悪らつに描かれた親日派朝鮮人のせいで「親日」映画ではないのかという見解も登場した。

リュ監督は「親日的な姿勢を見せた人物がどのような最後を迎えるのかを見てほしい」とし「親日を一掃しようとの意志は明白に表れているのに、一部分だけを拡大解釈してまるでそれが映画が進もうとしている方向性であるかのように言うのは不当だ」と反論した。

旭日旗を破るなど抗日場面が何度も登場する。

リュ監督は「われわれがこの事実を忘れないことが重要だ」と強調した。軍艦島は2015年国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界文化遺産に登録されたが、日本は朝鮮人強制徴用の事実をどこにも記載しないでいる。そのため過去ではない現在進行形の問題ということだ。

2013年からこの映画を構想し始めたリュ監督は「金儲けが目的ならすぐに『ベテラン2』に取り掛かり、わざわざこんな茨の道に足を踏み入れることはなかっただろう」とし「結局、最後まで完成して公開にこぎつけただけでも感謝したい」と明らかにした。

歴史を喚起する『軍艦島』効果は海外でも現れている。日本の菅義偉官房長官が先月26日、「監督自身が創作された話だと述べている通りだ。史実を反映した記録映画の類いではないと思っている」とし「徴用工問題を含めて日韓間の財産、請求権の問題は日韓請求権協定によって完全に、最終的に解決済み」と述べた。

反面、日本の文化審議会は先月31日、3年間ユネスコ世界文化遺産登録の候補に挙がっていた佐渡鉱山の推薦を見送った。リュ監督は「日本で私の発言が報道されたり強制徴用のあった鉱山を断念して他の場所の登録申請したりするのを見ると、それだけ堂々とはできないということではないか」と話した。

限韓令以降、韓国文化コンテンツに消極的だった中国でも関連報道が続いている。中国中央テレビ(CCTV)は先月28日の朝ニュースで「抗日大作」と絶賛して大きく報じた。新華社通信は「軍艦島で犯した罪悪を公開せよ」と論評するなど日本の歴史反省を促した。

先月28日にはユネスコ本部が置かれているフランス・パリでユネスコおよび駐仏外交官対象の特別試写会が開かれた。

(おわり)
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