山口県の大学生が旅行会社と共同で、若者向けの韓国旅行商品を企画する。県の企画で、6人の大学生を実地派遣してツアー商品を作ってもらうという試みだ。

 10月30日に山口宇部空港からソウルへの定期便が運航を再開するのを機に、山口からのアウトバウンド需要を掘り起こす狙い。

 山口大学と山口県立大学の学生6人を、7日〜9日の韓国旅行に派遣する。4日には事前研修会も催す。

 観光、グルメ、音楽、ショッピングなどテーマ別に観光してもらい、10日に事後研修会として商品企画や情報発信などについて検討する。

 企画にはJTB中国四国山口支店が協力し、日本旅行業協会が旅行商品を作製する。

 定期便が再開する10月末以降を視野に、卒業旅行や若者向けのツアーを売り出す計画だ。山口大と県立大も学園祭やネットを通じて発信・宣伝をしていく。

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO19533790R00C17A8LC0000/