9日付のロシア紙イズベスチヤは、駐日ロシア大使に近くガルージン・駐インドネシア大使(57)が起用されることが決まったと報じた。長く対日外交に携わり、日本語も堪能だが、平和条約問題への厳しい姿勢で知られる。

同紙によると、交代はアファナシエフ駐日大使が70歳を超えたことによる。

ガルージン氏は2001〜08年に駐日公使、10年から日本を担当するロシア外務省第3アジア局長を歴任してきた。駐インドネシア大使は12年から務めている。

駐日公使時代には北方領土問題について、日本の侵略行為が招いた結果だと指摘する論文を発表している。(モスクワ=駒木明義)

http://www.asahi.com/articles/ASK895VDTK89UHBI02R.html


駐日ロシア大使にガルージン氏=領土問題で強硬−地元紙報道

【モスクワ時事】ロシア紙イズベスチヤ(電子版)は9日、次期駐日ロシア大使にミハイル・ガルージン氏(57)が任命される見通しだと報じた。

北方領土問題については「第2次大戦の結果、ロシアの領土になった」と述べるなど強硬派として知られる。

ガルージン氏は1983年にソ連外務省(当時)に入省し、在日大使館に計3回勤務した。日本語が堪能で、公使も務めた。日本の政財界に幅広い人脈を持つとされる。

日本などを担当するロシア外務省第3アジア局長を経て、2012年から駐インドネシア大使兼東南アジア諸国連合(ASEAN)担当大使を務めた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017080901248&;g=pol