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▲馬暁天(マー・シャオティエン)中国空軍司令官(資料写真)(c)AFP=ニュース1

中国空軍が最近、自国軍用機の東海上空飛行活動を警戒した日本の「2017年版防衛白書」の内容に強い不満を示した。

11日、官営環球網などによれば馬暁天(マー・シャオティエン)中国人民解放軍空軍司令官(空軍参謀総長に該当)は前日、吉林省長春で開かれた空軍航空開放日の行事に出席した後、記者らと会って「日本海(東海)は日本の海ではない(日本海不是日本的海)」とし、「中国空軍が行けないところでない」と話した。

これに先立って、日本政府は8日、閣議(閣僚会議)決定した今年の「日本防衛白書」を通じて「中国の航空戦力の日本海活動が順次活発になっている」とし、関連動向に注目する必要があると明らかにした。

日本防衛白書によれば昨年1月末、Y-9偵察機とY-8早期警報統制機の各1機が中国空軍機で初めて東海上を飛行したのを始め、昨年8月にはH-6爆撃機2機を含む中国空軍機3機が東海を飛行した事実が確認された。

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▲日本の「2017年版防衛白書」に掲載された「日本周辺上空における最近の中国軍用機活動」イメージ(日本防衛省提供)(c)News1

また、今年1月にはH-6爆撃機6機など合計8機の中国空軍機が対馬海峡上空を通って東海上空まで飛行し、これに日本側では毎回、航空自衛隊戦闘機を緊急発進させ、その動向を監視してきた。

日本防衛白書は「中国航空機を相手にした航空自衛隊の緊急発進回数が急激に増えて昨年は史上最多(851回)を記録した」と明らかにしている。

しかし、馬司令官は「現在の中国空軍機の日本海活動はそんなに多くない」として「日本の主張は誇張されたもの」と反論した。馬司令官はまた「海上訓練は(空軍に)必ず必要」とし、「中国空軍は単に本土だけを守るのではない」と言及した。

一方、中国と日本は東シナ海尖閣列島(中国名:釣魚島)の領有権問題をめぐり葛藤がある状況。こうした中、10日には中国海上警察2隻が日本、鹿児島県近隣領海まで進入した事実が確認されたと日本メディアは伝えた。

(ソウル=ニュース1)

ソース:東亜日報(韓国語) 中空軍司令員「東海は日本海ではない」
http://news.donga.com/Inter/3/all/20170811/85786757/1

関連スレ:【中国】空軍司令官、日本の防衛白書に反発「日本海は日本の海ではない」―中国メディア[8/11]
http://lavender.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1502425845/