>>705
会話のとっかかりとしては、このように語るべきだな。

76年のデ・パルマ版キャリーは、数少ないキング原作映画の成功作であるのみならず、以降の80年代ホラーへ与えた影響面において映画史上で非常な重要な作品何だよ。
全てが終わった、エンディングで墓場から蘇るキャリーを示唆するどんでん返し的描写などは、80年代以降でこそごく普通の手法となったが、当時としては実にショッキングで斬新な表現であり、むしろキャリーこそがその手法を確立し、普及させたと見なすべき。
2013年版との比較で言えば、やっぱ女優の差かなw
シシー・スペイセクの出世作なのは良く知られるところだが、美少女ではないにしても、あの独特の幸薄いオーラ纏う演技は正にハマり役。
対して2013年版のクロエはちょっと可愛すぎたかな?
名作ホラーの看板を借りた、アイドル映画に堕した感が否めない。
まあ、もちろんクロエはクロエで良い俳優なんだが、ただ役としてはミスマッチだったかと思うんだよ。