・ロボットフィッシュ「MIRO」の泳ぎ方が魚そっくり
・日本ではホテルや寿司店が購入 レンタルは2万円から
・スマホでの操縦やカメラ搭載も可能 課題はあるが今後様々な使い道がありそう

本物の魚のように泳ぐ魚ロボットをご存じですか?韓国の企業AIROが開発したAIベースのロボットフィッシュ「MIRO」が話題になっています。

百聞は一見に如かず、まずはその映像をご覧ください。尾びれなどを使って泳ぐ姿は本当にリアル!充電式で自律的に泳いで、ぶつからないように赤外線センサーを使用しているそうです。

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最初はリアルなデザインだった

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MIROを開発した韓国AIROの金武賢さんにお話を聞きました。

金武賢さん:
最初日本に持ってきた時には結構リアルな柄にしたんですけれども、「キモい」とか「気持ち悪い」とか言われて、それでこういうデザインに変えました。

佐々木俊尚:リアルだと気持ち悪いんだ。「不気味の谷」ってのがあって、人間の形のロボットを作る場合似れば似るほどだんだん人間との細かい違いが気になって気持ち悪くなるから、あんまり人間そっくりにしない方がいい、魚もたぶんそうなんですね。

観賞用ですよね。開発当初は他に目的があった?

金:空を飛んでるドローンや走ってるドローンはあるけれども水中はなかった。最初はそれがきっかけで研究を始めたら、子供達にも生の魚を見せたりするの難しいんでこれで勉強とかできるんじゃないかなと思って作りました。

鈴木康太(ギズモード・ジャパン編集長):スマートフォンとかでも動かせるんですよね。それがすごい。

佐々木:その場で操縦して好きなところに行かせられる。通信は何で?

金: bluetoothとかです。

佐々木:そうすると範囲は数メートルくらい?

金:はい。水の中なので結構厳しいんですけど。

米川一成取材撮影部長:カメラもつけられる?

金:カメラバージョンは背びれの上にアンテナがついてます。カメラは口のところにつけます。

佐々木:面白いな。よくこんなの考えるよね。

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購入75万円〜、レンタル2万円〜

金:日本ではホテルとかお寿司屋さんに販売しました。

米川:お寿司屋さん!?生け簀に!?

佐々木:食べる魚がいるところに一緒に入れてある。すごいな。

米川:実際個人で買われる方もいる?

https://www.houdoukyoku.jp/posts/16687
>>2以降に続く)