安倍総理大臣は、20日午後、河野外務大臣、小野寺防衛大臣と相次いで会談し、先週ワシントンで開かれた日米の外務・防衛の閣僚協議、2+2について報告を受け、日米間の連携をさらに強化していくよう指示しました。

安倍総理大臣は、20日午後、東京都内の自宅で、河野外務大臣、小野寺防衛大臣と相次いで会談しました。

両大臣は、先週17日にワシントンで開かれた日米の外務・防衛の閣僚協議、2+2で、核・ミサイル開発を加速する北朝鮮に圧力をかけ続けていくほか、厳しさを増す安全保障環境を踏まえて、日米同盟の強化に向け、日本の役割を拡大していくことで合意したことなどを報告しました。

これに対し、安倍総理大臣は「よかった」と評価し、「日米の連携をしっかり強めてほしい」と応じたということです。

また、会談では21日から始まるアメリカ軍と韓国軍による定例の合同軍事演習に対し、反発する北朝鮮への対応などをめぐっても意見が交わされました。

会談のあと、小野寺大臣は、記者団に対し、「2+2と日米防衛相会談について、安倍総理大臣に報告した。日米の連携をしっかり強めてほしいという話があった」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170820/k10011105751000.html

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