米領グアム観光局のデナイト局長は21日、東京都内の日本記者クラブで会見し、北朝鮮がグアム島周辺への弾道ミサイル発射計画を公表したことについて「グアムに脅威は存在しない。警戒レベルも引き上げられず、(計画による)影響はゼロだ」と語った。

デナイト局長によると、現地の国土安全保障当局者が明らかにしたミサイル発射による危険度は0.000001%。グアムにはアンダーセン空軍基地があり、最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」が配備されていることなどから「十分に守られている」と断言した。

同局長によると、北朝鮮によるミサイル発射計画発表後も、グアムへの観光客の動向に変化はない。「観光客に対しても安全上の対策を設けている。正確な情報を提供したい」と訴えた。

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