韓国と中国が外交関係を樹立してからことしで25周年となります。

北京駐在韓国大使館は24日に北京市内ホテルで記念レセプションを開く予定ですが、中国政府はこのレセプションに高官級を派遣することになりました。

外交消息筋によりますと、中国政府はレセプションに閣僚級を派遣することを決め、22日にも韓国側に公式に通知するということです。

一方、中国側が主催するレセプションは23日に開かれる予定ですが、副首相級の全国人民代表大会副委員長が主宰することになっていて、韓国からは駐中国大使が出席します。

高高度迎撃ミサイルシステム=THAADの配備について中国が反発していることもあり、ことしのレセプションは中国側の要請で韓国側と中国側が別々に開くことになりましたが、中国側が閣僚級を派遣することにしたことで、それなりに意味あるレセプションになる見通しです。

消息筋は、THAADの問題で中国側はレセプションを別々に開くことにしたものの、今後の両国関係に及ぼす影響などを考慮し、高官級を派遣することにしたのではないかとしています。

THAAD配備をめぐる問題で両国関係は悪化していますが、中国政府が高官級を派遣することを決めたことで、今後、両国関係が徐々に回復するのではないかとする見方もあります。

http://world.kbs.co.kr/japanese/news/news_Po_detail.htm?No=64786&;id=Po

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