■今治造船、最大級20,000TEU級のコンテナ船進水 全長400メートル  2017/6/9
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09HIX_Z00C17A6TJ2000/
国内建造量トップの今治造船は9日、西条工場で建造している世界最大級の
コンテナ船を進水させた。今後、配管や機器類などを取り付ける艤装作業に入
り、10月に商船三井に引き渡す。

積載コンテナ数は20,150TEUで、全長400m、幅58.5m、深さ32.9mの大きさを
誇り、推進性能を高める省エネ装置や特殊舵を搭載している。水面下に海水
との摩擦抵抗を低減する最新塗料を採用する等、様々な省エネ技術が採用
され環境負荷の低減している。

今治造船は建造コストを低く抑える独自工法と世界最新省エネ技術を大型船
に生かし、韓国勢に対抗する。

今治造船は20,150TEUのコンテナ船を海運大手エバーグリーンからも11籍受
注しており、2019年末までに合計13隻を建造する。