2017年8月22日、中国メディアの環球網によると、フィリピンのドゥテルテ大統領は21日、中国が南シナ海のスプラトリー(中国名:南沙)諸島で新たな埋め立てに向けた動きを見せているとして「中国による侵略だ」と批判したフィリピン最高裁のカルピオ判事の主張に反論した。

フィリピンメディアによると、カルピオ判事は19日、同国が実効支配するパグアサ島の周辺で、中国のフリゲート艦2隻、海警局船2隻、大型漁船2隻が確認されたことを受け、「中国による侵略だ」と批判する声明を発表していた。

これを受け、ドゥテルテ大統領は21日の記者会見で、「侵略ではない。彼らはただそこにいるだけであり、何も主張していない」と述べた。(翻訳・編集/柳川)

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