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北朝鮮の対外宣伝メディア「我が民族同士」は19日、動画共有サイト「ユーチューブ」のアカウントで、朝鮮人民軍の金絡謙(キム ・ラクキョム)戦略軍司令官のグアム包囲射撃発表の様子や、

中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」の発射映像、グアムの衛星写真など、グアム包囲射撃を描写した映像を掲載した。「我が民族同士」は「たった1発でもグアムの防空網を破り、周辺領海に落ちるなら、米国の虚像が満天下に明らかになるだろう」と主張した。

外交・安保の専門家は「対話をするにしても時期を見なけらばならないが、対話ばかり強調すれば挑発を抑制する力が落ちる」と言った。

尹徳敏(ユン・ドクミン)元国立外交院長は

「北朝鮮の核による挑発行為を防げるオプション(選択肢)を手にして、敵に手の内を見せないのが基本なのに、外交チャンネルを通じて慎重に話し合うべき事案に公の場で言及している。北朝鮮が恐れを感じて交渉の場に出てくる可能性がなくなってしまうかもしれない」と懸念した。

金真明(キム・ジンミョン)記者、 , イ・ミンソク記者

(おわり)