中国企業が愛知県西尾市周辺の抹茶を「NISHIO MATCHA」として、中国で商標登録の申請をしていたことが23日、分かった。

地元生産者でつくる「西尾茶協同組合」は21日付で、中国商標局に異議を申し立てた。

組合関係者は「粗悪品が西尾の抹茶として扱われると、ブランドが損なわれる」と危機感を強めている。

西尾市や同県安城市は全国有数の抹茶産地として知られ、輸出も拡大している。

組合によると、中国の南京では、現地企業が西尾の抹茶をかたり、複数の店舗を構えているという。

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